「第32回ソロ&デュオコンサート」が開催されました。

投稿日:2018年10月28日  投稿者:1943NOGG

 

朝の内はあやしい空模様でしたが午後になって晴れ間が広がりまずまずの天気となりました。

「第32回ソロ&デュオコンサート」は今年「認定NPO法人」に引き続き認証されたことを記念し「成田国際文化会館」を会場に,世界的に活躍中のピアノ奏者「ローマン・マギル」さんをお迎えして開催されました。

お忙しい中成田市の小泉市長さんもご来場下さり,ご祝辞を頂きました。市長さんは最前列でプログラムを楽しまれました。

オープニング

小坂駿登さんによる「二胡と和太鼓」

1.二胡:草原情歌 2.和太鼓:海渡 3.二胡:花 4.二胡:見上げてごらん夜の星を 5.和太鼓:勝田の獅子

二胡の静と和太鼓の動の音色が交互に開場に響き渡り,オープニングにふさわしい演奏でした。

第1部

成田混成合唱団の皆さんによる「コーラス」

1.フィンランディア 2.青鷺 3.大地讃頌

圧倒的な声量でいつもながら素晴らしいコーラスでした。

ご来場された小泉市長と日暮理事長。   小坂駿登さんによる二胡の演奏。     和太鼓の演奏。

成田混成合唱団によるコーラスの様子。        休憩時間中の会場風景。

 

~ここで15分の休憩~

第2部

清水鄕子さんによるマリンバ ソロ

1.無伴奏チェロ組曲第1番ト長調よりプレリュード 2.スリースパイラルズ

 

長さが3メートル以上もありそうなとても大きなマリンバを片手に2本ずつ,両手で4本のバチを自由自在に操る素晴らしい演奏を聴くことが出来ました。

 

続いて清水鄕子さんと篠塚祐美子さんによるマリンバ デュオ

1.トリッチ・トラッチ・ポルカ 2.ピチカート・ポルカ 3.トルコ行進曲 4.歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲 5.チャールダーシュ

 

大きなマリンバを2人の女性奏者がそれぞれ4本のバチを持って演奏,中でもバチを持たず手袋をはめた手で指貫演奏したのには驚きでした。

清水鄕子さんによるマリンバ演奏。    手袋演奏による演奏。    清水鄕子さんと篠塚祐美子さんによるマリンバ演奏。

そして最後は本日一番の聴き所「ローナン・マギル」さんによるピアノ独奏!

1.シューベルトの「アヴェ・マリア」 2.リストの<3つの演奏会用練習曲・詩的なカプリース>より「軽やかさ」 3.リストの<巡礼の年第2年イタリア>より,第7曲「ダンテを読んでーソナタ風幻想曲」

有名演奏家の演奏はCDでしか聴いていなかった私でしたが,演奏会場で演奏者を間近で見てその指先から紡ぎ出される音楽を,からだ全体で感じる事が出来感動しました。

演奏終了後,1度退場されましたが拍手が鳴り止まず再度登場しアンコールとして*ショパンの有名な「ノクターン第2番変ホ長調作品9-2」*を演奏して下さり一礼して退場されましたがまだアンコールの拍手が鳴り止まず,三度登場し*都はるみの「北の宿から」を演奏!これにはお客様もビックリまた大喜びでした。「ローナン・マギル」さんの親しみやすいお人柄が見受けられるような場面でした。

演奏中の「ローナン・マギル」さん。                    花束贈呈の様子。